ちょいワル――テレビ電話で遊ぶアプリちょいワルオヤジ《support@otonazikan.com》Masahiro Kojimaは悪質出会い系？？

2017年4月7日2017年5月1日

『ちょいワルオヤジのためのビデオ通話アプリ誕生。日本全国の子と「音声、ビデオ通話・チャット」機能を使って、いつでもどこでも気軽につながれる』――アプリ説明欄によると、相手の顔を見ながらビデオ通話もできると書かれていますが、それらの機能を使い、リアルな出会いにつなげることはできるのでしょうか。

 

販売業者：Masahiro Kojima

所在地：記載ナシ

メール：support@otonazikan.com

 

アプリ内には、特商法表記のページがありません。したがって、販売業者も所在地も電話番号もすべて不明です。

 

出会い系サイトとして信用できない理由

●アプリ内での年齢確認/身分証明書確認⇒ナシ（出会い系サイト規制法違反』
平成15年から出会い系サイト規制法というものができ、18歳以下の少年少女の使用を規制するために、出会い系サイトは年齢確認をすることが義務付けられています。そのため、本来ならば、年齢確認をするのが当たり前です。
●インターネット異性紹介事業届出受理番号⇒ナシ
国に届け出を出す場合、電話番号はもちろん、住所、従業員氏名・人数など様々な情報を提出しなければなりません。情報を明記すれば受理されるので、インターネット異性紹介事業届けを行っているからといって悪質でないとは言えませんが、届け出をしていない会社は論外です。
●アプリ説明欄では『出会える』と説明しながら、利用規約で『出会い』を禁じている
氏名、住所、電話番号、メールアドレス、外部サイトのIDなどを投稿する行為を利用規約で禁じていました。

サイトを使用してみた感想

サイトに入ると、ずらりと女性の写真が並んでいました。

プロフィールなどを記入していくと初回ポイントがもらえるらしく、私のポイントは290P。

このポイントを使って遊んでみたいと思います。



まずは、検索コーナーをつかって女性を絞り込んでみることにしました。30～40歳で岩手県の女性を検索すると、３人の女性がヒットしました。出会い系サイトとしてはかなりすくない数字であると言わざるを得ません。

女性のページをタップすると、『チャット』『通話』『ビデオ』の３種類の機能が選べるようになっています。



しかし、彼女の場合は『通話』と『ビデオ』が選択できないようになっていました。

これは女性側のほうで選択できるようになっているのかもしれません。

タイムラインに戻り、女性の投稿を見ていくと、皆さん顔写真アリで投稿されていました。

気に入った女性がいた場合はメッセージを送ることができます。ためしに一回送ったところポイントが40P減りました。

ここまで検証したところで、『チャット』という機能を覗いていないことを思い出し、見に行くと、女性から７通のメッセージが来ていました。

どの女性もきれいな方なので、サクラなのでは･･･と疑ってしまいます。



『名前：平成うんこ大戦』『60歳』『詳細なプロフィールナシ』の男に７人もの若い女性がメッセージして来る理由が分かりません（しかも、住んでいる場所が大阪や名古屋などで、岩手県とはなんの関係もないところも不自然です）

写真一覧に女性しか出てこないこと、タイムラインに男性がひとりもいないこと、もおかしいなと思います。



女性しか登録していない出会い系サイトなど、あるわけがありません。

ちなみに、サイトの利用料金は以下のようになっています。

 

メッセージ送信　１通80P→50P

スタンプ送信　　1通80P→30P

音声通話（着信も含む）　150P／分→120P／分

ビデオ通話（着信も含む）　200P／分→170P／分

写真の保存　50P／回

 

見てのとおり、とても高額な出会い系サイトです。１分200円ということは、20分話せば4000円です。

わざわざ、サクラ疑惑のある高額な出会い系サイトで活動する意味はないでしょう。

 

 

以上のことから、このサイトは☆１（５段階評価）と評価します。

サクラがいる気配が濃厚です。万一サクラがいないとしても、利用規約で『氏名、住所、電話番号、メールアドレス、外部サイトのIDなどを投稿する行為』を禁じているわけですから、使う意味はないでしょう。

同じお金を使うなら、私は優良出会い系サイトと分かっているところで使います。