悪質出会い系業者を心理的に脅して会員解除を迫る方法

朝起きてメールを確認すると・・・・・・20件!

これはまだ少ない方で、ひどいときには100件近くの迷惑メールが届いたこともありました。

迷惑メールを受信しないためには、PCからのメールを受け取らない設定にして、知り合いのアドレスを指定受信するのが一番簡単なのですが、これをやると、外出先のカラオケ屋で会員登録をする時や、クーポンに登録するときなど、いちいちアドレスを指定受信に入れなくてはいけないので手間なんですよね・・・。

こうなったら、迷惑メールを送ってくる出会い系サイトを退会するしかないと思い立ったのですが、もちろん『会員解除』と書かれた場所をクリックしても効果はありません。

迷惑メールを配信している悪質業者は、そもそも特定電子メール法に違反しているので、ルールを守る気がないのです。

(特定電子メール法では、2010年から『同意がない広告メールの配信を禁止』すると定められています)

『会員解除』と書かれた場所は、退会する場所を設けているのではなく、アクションを起こさせることで、そのメールアドレスが生きているかどうか確認するために設置されています。

ルールを守る気がない相手には、こちらもルール無視でいくしかありません。

目には目を歯に歯を。今回は、迷惑メール業者を心理的におどして、会員解除を迫る方法をまとめてみたいと思います。

 

迷惑メールセンターへ転送

迷惑メールを受けた際は、まずはこちらのアドレスにメールを転送しましょう。

迷惑メール相談センターでは、総務省から委託を受けて、迷惑メールの収集を行っています。

送り方をレクチャーします。

⓵迷惑メールが来たら、お問い合わせ用のメールアドレスを確かめます。

info@○○○○や、support@○○○○といったメールアドレスです。

(迷惑メールが来た時のアドレスに返信しても、送信専用である場合が多いので、無視される可能性が高いです)

②転送する前に、苦情のコメントを入れましょう。

『小学生の子供の携帯に送ってこられてとても迷惑しています。18歳未満の使用を禁止しているのに、未成年にどうしてこのようなメールを送るんですか?止まらない場合は、警察に相談します』等。

 

最終手段は警察に相談なのですが、迷惑メールだけではなかなか対応してもらえないのが実情です。

ただ、ネット上の犯罪に巻き込まれた場合の警察の窓口はあります。

 

https://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm

 

実際に悪質な詐欺に巻き込まれた場合、ネット犯罪に巻き込まれそうになった場合は、すぐに相談しましょう。

 

悪質出会い系サイトの問い合わせにメールしてみる

実際に悪質出会い系サイトの特定商取引法表記に書かれている『問い合わせ用のメールアドレス』や、『お問い合わせフォーム』に脅しの文句を書くという方法もあります。

脅すと言っても、罵声を浴びせたり、文句を書きなぐってはだめです。

コツは、

・迷惑メールの配信に同意していないこと

・未成年者に送られているということ

・迷惑メールセンターや警察に通報する旨を書くこと。

例文はこんな感じです。

『迷惑メールの配信に困っています。

御社のメールは、小学生の娘の携帯電話に届いています。

 

娘は御社のサイトに入会していませんし、メール配信に同意していません。

直ちにメールの配信をやめてください。

 

メールが止まらない場合は

迷惑メール相談センター

meiwaku@dekyo.or.jp

警察

https://www.npa.go.jp/cyber/soudan.htm

日本産業協会

spam-in@nissankyo.jp

 

に、御社の会社情報や、メール、ドメイン情報・サーバー情報を添付し、未成年に不適切なメールを送る業者で、架空請求やサクラ商法を行う疑いがある悪質な出会い系サイトと繰り返し通報します。

配信が停止されるまで、ネット上にも書き込んでいきます。

迷惑メールの配信が止まらない限り、御社の違反行為に徹底して対処します』

 

実際に未成年の子供がいなくても、この文章を送ってかまわないと思います。

先にルールをやぶったのは向こうですからね。

退会処理メールがくることは稀なので、ログインができるかどうか、で退会できたかどうか確認してみてください。

今までログイン状態になっていたのが、そうでなくなっていれば、退会処理されたということです。

退会処理されれば迷惑メールも届かなくなります。

根本から迷惑メールを解除したい方はこの方法を試してみてください。

 


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