PCからのメール・URL付きメールの拒否!迷惑メールには徹底抗戦すべき
朝起きると、迷惑メールが20件以上・・・。
迷惑メールばかり来ると、友達からのメールに気付かず、結果として無視するようなことになってしまって大変です。
私の場合も、一時期は迷惑メールばかりきたので、友達からのメールを何件もスルーしてしまいました。
何度か友人に『メールが届いていないのか』と指摘され、このままではいけないと思い、まず最初に試したのは、携帯の設定で迷惑メールのアドレスを拒否すること。
しかし、迷惑メール業者は末尾だけ変えただけのアドレスで送り付けてきたり、ドメインを変えて送ってくるため、この方法はほとんど効果がありませんでした。
迷惑メールの受信を拒否するためには何が必要なのか。
今回は、迷惑メールを拒否する方法についてまとめてみたいと思います。
メールアドレスの構造を復習する
まずは、メールアドレスの構造を理解しましょう。メールアドレスは@以前が『メールアカウント』、そして@以降が『ドメイン』と呼ばれています。
インターネットの発祥地はアメリカ。
そこで、メールアドレスの表記の仕方もアメリカ式となっています。
日本の場合は、国名、県名、市名、番地、というふうに最初が大きく、徐々に小さい単位の表記をしますが、アメリカは逆です。「名前」「番地」「市名」「州名」「国名」となります。
メールアドレスはアメリカ式なので、後ろに行くほど大きなグループとなっているのです。
123@abc.example.ne.jp というメールアドレスの場合、
- 『123』の部分はアカウント名(ユーザーID)
②『abc』の部分はメールサーバ名
プロバイダが管理しているメールサーバ(メール用のコンピュータ)の名前です。プロバイダがコンピュータにつけた名前なので、全てのメールアドレスについているわけではありません。ユーザーが多い場合、割り当てられることが多いようです。
- 『example』の部分はプロバイダ・会社・組織名
- 『ne』の部分は組織種別(セカンドレベルドメイン)
ほかには、・co(=commercial・商用)・or(=organization・団体)と付けられることが多いです。
- 『jp』の部分は国・地域コード(トップレベルドメイン)
また、「com」という文字もよく目にしますが、こちらはcommercial(商用)の意味で、商用サービスに使われます。
迷惑メールの場合は、①のアドレス部分を登録してもアドレスを変えて送ってくるので、拒否設定をしても、何度も送られてしまいます。
そのとき有効なのは、アドレスではなく、ドメインを指定して拒否する方法です。
こうすれば、@の前がどんなに変わっても対応できるので、8割方の迷惑メールをシャットダウンできるでしょう。
しかし、中には複数のドメインで配信している悪質業者もいるので要注意です。
携帯・スマホで迷惑メールを受信したくない場合
携帯・スマホから迷惑メールを受信しない方法は以下のようなものがあります。- URL付のメールを拒否
しかし、同時にURLがついているすべてのアドレスを遮断することになるので、お店のクーポンや取引先からのメールを遮断してしまう可能性があります
- なりすましの拒否(携帯のアドレスになりすまして、迷惑メールを送ってくる際の対策)
- ドメイン拒否
迷惑メールを送ってくる業者が固定されている場合は、そのアドレスのドメインを拒否してしまうことをおすすめします。
しかし、先ほども述べたように、中にはドメインを複数持っている業者もいるので、ドメイン拒否でも対応できない場合は、一度PCからのメールを拒否してみましょう。
私の場合は、携帯のほうはPCからのメールを拒否して、取引先の方や友達にはPCのメールアドレスを教えるようにしています。
そのうえで、受信したいアドレスは部分指定の受信設定で受信できるようにしています。
この方法を使えば、もう貴方の携帯に迷惑メールが届くことはなくなるでしょう。

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